2023年8月14日から16日にかけて、「全米州議会議員連盟（National Conference of State Legislatures、以下「NCSL」）」 年次総会がインディアナ州インディアナポリスで開催され、クレアニューヨーク事務所は各セッションや講演を聴講しました。NCSLは、アメリカ合衆国50州、海外領土の各議会や議会事務局職員のための共同組織として1975年1月に設立された団体であり、現在2万人以上のメンバーを有しています。主な活動内容として、州議会の資質の向上、各州間の連絡・協力の促進、連邦政府に対する州議会の発言権の確保などを目的に、各議会に対し、調査や専門的支援、州における喫緊の課題等に関し意見交換を行う場の提供などを行っています。 年次総会では、選挙制度、経済開発と外国企業の影響、AI（Chat-GTPなど）の利活用、サイバーセキュリティ、リモートワークの実情と課題、司法制度、犯罪対策、薬物政策、刑務所改革、幼児発達科学、希少疾病患者ケア、メンタルヘルスケアなど、ありとあらゆる社会課題について立法者及び立法スタッフに向けた幅広いセッションや講演、ディスカッションが行われました。 クレアニューヨーク事務所では、本年次総会プログラムより１日早く開催されるInternational Preconferenceにも参加し、アメリカ国内のみならずヨーロッパ、アジア、アフリカなどのメンバーと交流しました。
