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「お化け警察署」今年も開催

ニューヨーク市内で警察署がハロウィーンにちなんで開設したお化け屋敷がとても怖いと話題を呼んでいます。

この催し物は市内のいくつかの警察署を利用して毎年行われており、今回話題となっているのはブルックリン区にある78分署です。

ハロウィーン前の5日間(10月26日から10月30日)、午後4時から午後9時まで開催されています。

筆者も今回、週末の午後6時頃に同分署を訪れてみました。到着した際には、署の裏門に長蛇の列が出来ており、入場するまでに30分かかるほどの盛況ぶりでした。

裏門から地下に入る階段を降りると、警察官がお化けに扮して受付案内をしていました。筆者はそれほど凝った演出はないだろうと高をくくっていましたが、入口ドアを開けると逆さまに吊るされた人形が出迎え、真っ暗闇の中、井戸や牢屋までがあり、実にリアルなお化け屋敷でした。中でお化けを演じる警察官達も真剣そのものでお化けになりきっており、あまりの怖さに途中で泣き出し引き返す子供たちもいました。

お化け屋敷の最後は、警察署の正面玄関に通じており、辿り着いたときには安堵感とともに、警察官が笑顔で待ち受け、安心感が沸く演出になっており、終わった後の地域住民の嬉しそうな顔がとても印象的でした。

(桜井所長補佐 警視庁派遣)

逆さづり人形

井戸

牢屋

正面玄関