2017年5月16日(火)から6月1日(木)まで、ニューヨークの現代美術ギャラリーが集まるチェルシー地区において、一般社団法人 ジャパンプロモーションが、日本文化を米国に発信する「Japan Move 2017」を開催しており、日本人アーティストの作品を展示しています。
Japan Moveは2015年からスタートし、日本文化やアートのPR活動を実施しており、昨年10月にも、在ニューヨーク日本国総領事館ギャラリー及びチェルシー地区において、日本のアーティストの展示会を行いました。
今回は5人のアーティストの作品が展示され、5月25日(木)からは、神奈川県出身の日本画家である井上初江氏、香川県出身の抽象画家である日和佐一正氏の作品展が開催されています。
会場ではアーティストを紹介するパネルの隣に、その出身地についても紹介されています。ジャパンプロモーションの鈴木氏にお話を伺ったところ、来場者がそのアーティストの作品を気に入った際には、アーティスト自身の経歴だけでなく、出身地にも興味を持つ方が多いそうです。また、大きな個展を行う際には、日本の自治体とも連携し、来場者に地域のPR品を配布したり、地元のお酒を振舞うなど、アートを通じて地域の魅力を発信しているとのことでした。
ジャパンプロモーションは、パリやロンドンなどでも、日本文化を紹介するジャパンフェスティバルにおいて、自治体向けにブースを提供し、地域の伝統工芸や食文化の紹介、さらには、ゆるキャラを用いたイメージアップ、ブランド力の向上にいたるまでサポートを行っています。今後ニューヨークにおいても日本の文化や地域の魅力発信に力を入れていきたいと考えているそうです。
ジャパンプロモーション
http://www.japanpromotion.org/