コロラド州のJET経験者が最近行われた2つの姉妹都市関連イベントで大活躍
8月上旬、山梨県富士吉田市とコロラド州コロラドスプリングズ市は、姉妹都市提携50周年を記念する式典を開催し、地元JETAA支部メンバーたちが活躍した。デンバー市にあるロッキーマウンテン支部とそのコロラドスプリングズ市にある準支部のメンバーは、8月4日、コロラドスプリングズ市の中心にある公園で開催されたファミリーイベントにおいて、約70名の日本人来客のために翻訳や通訳などの様々な支援を行った。コロラドスプリングズ市からは多くの若者がALTあるいはCIRとして富士吉田市に派遣されているため、式典は旧交を温める絶好の機会となった。式典行事の一つとして、富士吉田市の堀内市長と同市の学生たちからコロラドスプリングズ市に$11,415の寄付金が贈られた。これは、7月にコロラドスプリングズ市で発生した山火事による被害からの復興を支援するもので、この火事により二人が死亡、350軒近いの住宅が焼失した。現在、富士吉田市はJETプログラムではなく、直接コロラドスプリングズ市と契約してCIRを雇用しているが、今でもJET プログラムで培ったネットワークを活用してこのような活動をすることができるのはすばらしい。
富士吉田市・コロラドスプリングズ市のイベントが終わった後の8月中旬に、デンバー市に約30名の中学生が姉妹都市である岐阜県高山市から訪れ、1週間デンバーに滞在した。彼らは高山市の4つの中学校での選抜を勝ち抜いた生徒たちである。忙しい1週間の日程を終え、最後の夜の8月14日にクアーズ・フィルド野球場でロッキーズの試合を見た。そこでデンバー支部のメンバーたち(高山市でALTとして勤務したことのあるJET経験者を数名含む)と落ち合い、一緒に試合を楽しんだ。デンバー支部のジェシカ・リビングストンは、「ものすごく楽しかったです。みんな素晴らしい生徒たちで熱心に英語を話す練習をしていました。これほど多くの元英語教師たちと一緒に野球を観戦することができることに驚いていたようです。私は支部メンバーがどういう人たちなのか、また私たちが皆日本で英語を教えていたことや自分とつながりがあることを説明しました。(私たちは皆、彼らの学校にいるような「ガイジン」の先生たちなのです!)」このイベントは、生徒たちの付き添いや英語教師、市職員に対して、JETの経験者のネットワークがどのように人と人との交流促進に機能しているかを示す良い機会となった。聞くところによると、日本側の関係者たちは、来年、また同じようにJET経験者たちとの交流を行いたいと考えているようだ。