9月26日(木)から29日(日)まで、ミネソタ州ミネアポリス市でJETAAアメリカ地域会議が開催されました。
JETAAアメリカ地域会議は、年に1度、アメリカ各支部の代表及び国代表3名、その他関係者の総勢約60名が参加して行われるもので、CLAIRニューヨーク事務所は外務省と共に、主に会議助成金を通して支援を行っています。参加するのは基本的に支部助成金を受けとっている会員50名以上の支部ですが、今年度はCLAIRニューヨーク事務所の支援のもと、50名に満たない会員数であるアラスカ支部からも代表が参加しました。
会議中は参加者によるプレゼンテーションを中心に、現在のJETAA各支部の現状や抱える問題点などについて、活発な議論が行われました。また、議論の合間には、東日本大震災で亡くなられたテイラー・アンダーソンさんの生涯を描いた映画「Live Your Dream」の監督であるRegge Life氏による講演や、シカゴ支部副代表であるWesley Julian氏が行っている復興支援プロジェクト「Tohoku Tomo」の紹介などが行われ、参加者は熱心に聞き入っていました。
また、ミネアポリス市は茨木市と、隣のセントポール市は長崎市と姉妹都市提携を行っており、それに関連してそれぞれアメリカ側の姉妹都市関係者がプレゼンテーションを行いました。彼らは姉妹都市交流にとっていかにJET経験者が重要であるかについて語り、参加者からも姉妹都市交流への参加について活発な意見が出されていました。
会議中の様々な場面において、参加者は皆一様に日本での素晴らしい経験について語り、強い親愛の情を示してくれました。常日頃からJETプログラムがただの教育プログラムではなく、日米交流について大変貴重なものであると認識していますが、今回の会議出席を通してますますその思いを強くすることとなりました。
主催であるミネソタ支部代表のElizabeth Brailsfordさん。会議全体の司会進行を行った。
全体会議の様子