2015年9月24~27日に、デトロイトでJETAAアメリカ地域会議が開催されました。年に一回、JETAAアメリカ各支部の会長を始めとしたJET経験者が一堂に会する本会議では、各支部による活動報告や、共通する課題等に関する意見交換や情報共有などを行います。本会議にはJETAAカナダの国代表も参加しており、ここで議論された内容は、アメリカ国内にとどまらず、カナダのJETAA各支部とも共有されることとなり、本会議はとても有意義なものであるといえます。
また、今年は、開催地の在外公館である在デトロイト日本国総領事館に加え、在アメリカ合衆国日本国大使館、国際交流基金日米センター、日米交流財団、日米文化教育交流会議、笹川平和財団、そしてモーリーン&マイク・マンスフィールド財団からも出席がありました。
今回、JETAA全米組織(USJETAA)の発起人であるMs. Paige Cottingham-Streeter氏から、内国歳入法501(c)(3)のNPO法人としての手続きが完了し、JETAA全米組織(USJETAA)が正式に設立に至ったとの報告がなされました。今後の活動方針としては、JETAA各支部やJET経験者の活動支援をしていく他、JETAAの活動に従事していないJET経験者をJETAAの活動に参加させたいとしています。USJETAAが行うことができる活動のアイデアにかかる意見交換が行われた際は、キャリアフォーラムの実施サポートや、JET30周年記念におけるイベントの企画、AJETとJET経験者との交流サポートなどが挙げられ、USJETAAに対する出席者の期待がうかがわれると同時に、出席者が積極的にUSJETAAの活動に関わっていこうとする様子が感じられました。
また、今年はクレア本部からの参加があったため、クレア本部事業を紹介する時間が設けられていました。ニューヨーク事務所については普段直接やりとりしていることからよく知られているものの、クレア本部について紹介する機会はほとんどなかったため、情報を共有できたことは非常に有意義でした。
会議の様子