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熊本の高校生が国連本部で「世界津波の日」2024 高校生サミット in 熊本の成果を報告

11月5日、「世界津波の日」2024国連記念行事が開催され、日本から熊本の高校生3人が参加しました。今回参加した高校生は、10月23日~24日にかけて熊本で行われた「世界津波の日」2024 高校生サミットin熊本でそれぞれ議長・副議長を務め、サミットでとりまとめた「熊本“きずな”宣言」を発表しました。この宣言文は、3つのテーマ(防災・減災・復興)に関するアクションプランとなっており、サミットで築いた“きずな”を活かした取組みを進める高校生たちの決意を改めて世界に向けて発信しました。

また、高校生たちは、国連イベントの前日に国際連合日本政府代表部を表敬訪問し、サミットのディスカッションの中で出た意見や学んだこと及び宣言文について報告し、また、多国間交渉などの外交の現場実態や国際社会における日本の役割を学ぶといった貴重な経験もしました。

一連の活動において、クレアニューヨーク事務所としても職員が各行程に同行するなど活動支援を行いました。地域や世界の防災・減災に向けて、将来を担う若い世代が真剣に取り組んでいる姿を目にすることができました。

(参考1)「世界津波の日」:2015年12月、津波に関する人々の意識を向上し、津波対策の強化を目的に、日本をはじめ142か国が共に提案した「世界津波の日」を定める決議が第70回国連総会本会議でコンセンサスにより採択された。 

(参考2)「世界津波の日」高校生サミット: 国内外の高校生が参加し、津波などの自然災害の脅威と対策を学ぶ場として、2016年(平成28年)から開催。第6回目となる本年は、10月23日及び24日に熊本県において開催。