2014年11月3日、栃木県佐野市の岡部市長、山口市議会議長、寺岡国際交流協会会長ほか20名からなる訪問団に当事務所にお越しいただき、当事務所から業務概要説明のほか、米国における姉妹都市提携の概況、北米における日本酒・日本食の現況等について情報提供いたしました。
この度の訪米は、1994年(平成6年)に開始した佐野市とペンシルバニア州ランカスター市との姉妹都市提携が20周年を迎えること、また、2005年(平成17年)に1市2町が合併し現在の佐野市となって以来、今年度で10年目を迎えることから、その節目を記念し、佐野市・佐野市国際交流協会の共催事業として、ランカスター市への表敬が計画されたものです。
更に今回は、2020年の東京オリンピック開催や2019年ラグビーワールドカップの日本開催が決定したことから、海外スポーツチームのトレーニングキャンプを佐野市へ誘致するためのPR活動も兼ねており、同市の公式マスコット「さのまる」まで帯同しての大規模訪問団が結成されたとのことです。
佐野市とランカスター市の姉妹都市交流は、佐野市出身で、参議院議員、第49代経済企画庁長官、米国野村證券代表取締役社長などを歴任された寺澤芳男氏がペンシルバニア大学大学院に留学されていたことなどをきっかけとし始まりました。現在でも、相互に中学生を派遣するなど、活発な交流を継続されています。
また、公式マスコット「さのまる」は、「佐野ブランド」として知られる同市名物の「佐野ラーメン」を象徴するお椀を頭にかぶり、同じく名物の「いもフライ」を刀代わりに携える城下町佐野市の侍です。2013年に開催された「ゆるキャラグランプリ」で見事一位を獲得するなど、知名度の高いマスコットを同伴しての訪問団をお迎えでき、当事務所としても大変貴重な機会となりました。
右側より岡部佐野市長、佐野市公式マスコット「さのまる」、立田クレア・ニューヨーク事務所長
佐野市訪問団の皆様との集合写真
ニューヨーク事務所 所長補佐 吉川(島根県松江市派遣)