コンテンツへスキップ

宮城県が姉妹提携先のデラウェア州の高級スーパーで「宮城フェア」を開催

2014年10月25日(土)から26日(日)まで、宮城県は、姉妹県州を締結するデラウェア州において、現地富裕層向けの高級スーパー「ジャンセンズマーケット」で県産品を試食販売する「宮城フェア」を開催しました。

宮城県とデラウェア州は、1997年から姉妹県州交流を結んでいます。姉妹県州締結後は、中・高校生の派遣など、人的交流を中心に交流を行っていましたが、2007年に村井県知事がデラウェア州を訪問し、当時のミナー州知事と経済交流の促進について合意したことを受けて、近年では経済交流に力を入れています。

このような背景もあり、昨年度までは、宮城県が主体となり県産品の紹介イベントなどを開催してきましたが、今年度は、民間ルートを通じて県産品を販売する初の試みである「宮城フェア」を開催しました。

フェアを行ったスーパーは、いわゆる日系スーパーではなく、現地に住む方が訪れるスーパーであるため、県国際交流員のアドバイスを受け、仙台味噌や白石うーめんなどの県産品を現地の方用にアレンジした試食品と、そのレシピを提供しながら販売しました。現地の方にとって、宮城県産品は見慣れないものですが、実際に試食したりその作り方を知ることで、多くの方に受け入れられたようでした。

また、スーパー店内には七夕飾りを設置し、宮城県のパンフレットも配布しました。フェアの最中には宮城県のマスコットキャラクターであるむすび丸も登場し、子どもと触れ合うなど、多くの方に宮城県とデラウェア州の関係を知ってもらうことができました。

県産品は非常に好評を得ることができ、商品が早く完売するなど、販売は順調でした。特に、仙台味噌については、スーパー側から継続的な販売の申し出を受けました。今回の成果を踏まえ、来年度以降は、県産品の販売品目数を増やし、継続して店の棚においてもらうことに取り組んでいきたいと考えています。


宮城フェアの様子

店内に設置した七夕飾り


宮城県のマスコットキャラクター「むすび丸」も登場