岩手県二戸市は、昨年度に引き続き、2014年10月3日(金)から同月6日(月)にかけて、藤原淳市長を代表とする総勢18名がニューヨークを訪れ、5つのイベントからなる「にのへシティフェアinニューヨーク2014」を実施しました。
人口約3万人の二戸市は、国産漆の約8割を占める日本一の生産地であり、また、浄法寺漆は、良質な漆として知られ、世界遺産に登録されている京都金閣寺、中尊寺金色堂、日光東照宮など、日本の代表的な文化財建造物の保存にも重要な役割を果たしています。
今回は、にのへブランドの二本柱「地酒(南部美人)」と「漆器(浄法寺漆器)」に、新たに二戸市の食材も加え、オール二戸市でフェアを開催しました。
【フェアで開催された5つのイベント】
- 二戸市レストランフェア オープニングレセプション
- 二戸市レストランフェア
- 二戸市ジャーニー・イン・ニューヨーク
- 「The Art of Japanese Urushi & Sake Tasting」セミナー/ワークショップ
- 漆(小)セミナー
10月6日(月)に開催した「The Art of Japanese Urushi & Sake Tasting」セミナー/ワークショップでは、漆器塗り、金継ぎの実演等も行われ、浄法寺漆器に興味のある方はもちろんのこと、初めて浄法寺漆器を目にする方も多数訪れ、会場は大いに賑わいました。
二戸市が昨年度から始めた3箇年事業「にのへブランド発信事業」の今後を、当事務所としても興味深く見守り、かつ引き続き、できる限りの支援をしていきたいと思います。
所長補佐 松田