2014年9月19日(金)から21日(日)にかけて、ワシントン州シアトルでJETAAアメリカ地域会議が開催されました。
JETAAアメリカ地域会議は、アメリカ全19支部の代表者や国代表の参加をはじめ、カナダからはブリティッシュコロンビア支部代表や国代表が参加するなど、多くのJETAA関係者が一堂に会して開催されました。
会議では、全米19支部をとりまとめる全国組織設立に向けた議論や、東日本大震災の復興支援プロジェクトである「Tohoku Tomo」の紹介などが行われました。
全国組織設立に向けて活動している日米交流協会のPaige Cottingham-Streater氏及びLaurel Lukaszewski氏からは、全国組織の組織形態や内規などの案が示され、参加者は熱心に聞き入っていました。今後は、今回示された案を基に、さらに具体的な内容を議論していくことになります。当事務所としても、今後の動向を注視していきたいと思います。
「Tohoku Tomo」の紹介では、シカゴ支部の代表であるWesley Julian氏が撮影した、東日本大震災からの復興に向けて活動する方々のドキュメンタリーフィルムが放映されました。フィルムは、復興に向けて活動を行う団体や、東北地方に住む子どもたちの笑顔などで構成され、非常に前向きな気持ちになれるものでした。
また、日本からは経済同友会の知日派・親日派拡大PT委員長である多田幸雄氏が参加し、日本企業のグローバル化の観点から見たJET参加者の重要性などについて基調講演を行いました。講演後は多くの参加者から質問が寄せられ、活発な議論が交わされました。