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日本の「SAKE」をアメリカでPR!

2015年9月12日 (土)、日本酒及び日本食の展示会「Sake Expo & Food Show 2015」がニューヨーク市マンハッタンにある「The New York A Wyndham Hotel」で開催されました。これは日系の流通事業者が主催したイベントで、二つの会場があり、一つは日本食を中心に、もう一つは日本酒を中心としたアルコール飲料が紹介されていました。日本酒を紹介する会場では、日本から多くの酒造会社が参加し、次々に訪れるお客に対し、それぞれの商品を丁寧に紹介していました。

和歌山県から参加した事業者は、日本酒だけでなく、地元の特産品である梅を使った梅酒や柚子梅酒などを紹介していました。鳥取県から参加した事業者は、地元出身の漫画家のキャラクターをデザインに使ったカップ酒を紹介していました。ともにアメリカでの評判は上々とのことです。

見せ方や飲み方にも工夫が凝らされており、日本酒をカクテルやサングリア風にアレンジした飲み方を紹介している事業者もいました。一方で、熱燗の試飲を提供している事業者もあり、広島から参加された事業者は、日本からはるばる機器を持ち込んだとのことでした。この事業者によると、熱燗はまだまだメジャーではないものの、興味を持つ人も多く、繰り返し提供してアメリカにも浸透させたいとのことです。

会場では英語、日本語、そして中国語なども飛び交い、多くの来場者が熱心に説明を聞いたり、一つ一つの味の違いを確かめていました。このようなイベントを通じて、日本の酒がアメリカで更に広まることを期待します。

梅酒を試飲する来場者

カップ酒から一升瓶まで

見せ方にも一工夫

熱燗を提供

所長補佐 椋本(松江市派遣)