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平井・鳥取県知事が全米知事会サマーミーティングに出席

7月24日、全国知事会副会長である平井伸治・鳥取県知事が、全米知事会のサマーミーティング(夏の総会)に参加し、全米知事会副会長(現在、会長に就任)のユタ州知事らと日米知事会議再開に向けた協議を行いました。

会合には、ユタ州知事のほか、バージニア州知事(現在、副会長に就任)、アイオワ州知事、ミズーリ州知事、アリゾナ州知事が出席し、日本側からは平井知事のほか、全国知事会事務局、在米日本大使館、JETROニューヨーク事務所及び当事務所が同席しました。

平井知事は、民主主義などの価値観を共有する両国の知事レベルの対話が20年間にわたり中断していることは残念なこととして、日米知事会議の再開を提案しました。米国側からは、日米知事会議を再開させる場合、両国間貿易・投資関係を取り上げ、ビジネスの要素を取り込むこと、さらにビジネス・リーダーを同行させることに極めて高い関心が示されました。

会談の結果、日米知事会議を再開すべきという認識は共有され、来夏にアイオワ州デモインで開催される全米知事会議初日(7月14日)に日本側知事が参加するなどの方式で再開を目指すことを軸に、事務的に詳細を詰めることになりました。最後には、全米知事会会長(当時)のコロラド州知事も駆けつけ、日米知事会議の再開に賛意を示しました。

このほか平井知事は、前会長のオクラホマ州知事、アラスカ州知事、ワイオミング州知事、ニューヨーク州知事特別顧問とも個別に会談し、日米知事会議再開への協力を要請しました。

上記の結果は、7月28日から岡山県で開催されている日本の全国知事会議で報告されました(報告4:日米知事会議について)。その報告によれば、全国知事会は、来年度中の日米知事会議再開を目指して、今後、全米知事会と精力的に開催期日、開催地、協議事項について詳細を詰め、具体的な準備を進める方針です。当事務所としても、引き続き、日米の知事会事務局の橋渡し役を務めていきたいと考えております。

2015年7月

上席調査役 犬丸