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ニューヨークで新潟の食文化を発信!「“NIIGATA” in New York」

マンハッタン49丁目にある新潟の物産を取り揃えた 「“NIIGATA”in New York」を訪問しました。こちらはニューヨークにおいて自治体PRを行う初の常設店であり、今年1月のオープンの際には当事務所のブログでも紹介しました。オープンから半年が経過した現在の状況について紹介します。

「“NIIGATA”in New York」では、米どころ新潟ならではの地酒やお米はもちろんのこと、新潟の伝統工芸品の展示・販売も行い、新潟の魅力を幅広くニューヨークに紹介しています。お昼時には、魚沼産コシヒカリを使用したお弁当が数種類並べられ、新潟の郷土料理である「わっぱ飯」や「のっぺ(煮物)」を味わうことができます。

近くのギャラリーに勤務され、毎日ここのお弁当を買いに来るのが日課というというKさんのお気に入りは、新鮮なイクラがたっぷり盛られた「わっぱ飯」弁当。注文を受けてから厨房で熱々のご飯をよそってくれるサービスには、こだわりの素材を最高の状態で食べてもらいたいという粋な心遣いが感じられます。他にも数種類のおかずが丁寧に盛り付けされており、一つの弁当の中に新潟の食文化が凝縮されています。

お昼時にはお弁当がよく売れるそうですが、店内にはテーブルも用意されているので、夕方には会社帰りのビジネスマン達が立ち寄れるバーとしても利用されているそうです。新潟の日本酒や梅酒など常時90種類以上の銘柄が揃えられ、3種類まで無料で試飲できるサービスも行っています。有名な「笹団子」や魚沼産コシヒカリを使用した煎餅も取り揃えられているため、地酒と一緒に新潟の魅力を楽しんでみてはいかがでしょうか。

今後の計画では、更にお弁当やお菓子の種類を増やし、新潟の食文化について幅広く発信していきたいそうです。「“NIIGATA”in New York」は、新潟という一つの地域に焦点を当てた画期的な試みであり、当事務所としても今後の動向に注目し続けていきたいと思います。「“NIIGATA”in New York」を足がかりとして、日本の他の自治体が独自の食文化をニューヨークで発信するきっかけになることを願います。

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以前の紹介記事はこちら

所長補佐 建道 文子(広島市派遣)