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AMCTO(オンタリオ州自治体実務者協議会)年次総会へ参加しました

 6月11日から14日にかけて、オンタリオ州自治体実務者協議会 (Association of Municipal Managers, Clerks and Treasurers of Ontario、以下「AMCTO」)の第85回年次総会がカナダのオンタリオ州ナイアガラ・フォールズにて開催されました。

 AMCTOはカナダ・オンタリオ州の自治体で実務責任者的立場を担う、ミュニシパル・マネージャー、シティ・クラーク、財務担当者等で構成される組織であり、同州内の自治体職員向けの研修、調査研究、資格制度の運営と認定・授与などを行っています。会員は2,000名以上でカナダ最大の自治体職員組織であり、毎年6月に年次総会が開催されています。今年度の年次総会には、約600名がインパーソンで参加し、4日間で各種のセッション・ワークショップが開催されました。オンライン投票、行政文書のデジタル記録管理、DEI(ダイバーシティ:多様性、エクイティ:公平性、インクルージョン:包括性)などの実務向けの研修の他、ミュニシパル・マネージャー、シティ・クラーク、財務担当者各立場のネットワークづくりのためのセッションも開催されていました。

 AMCTO年次総会でも、先日のブログで紹介したCAMA年次総会およびFCM年次総会同様、トレードショーと称して、税金の徴収などを請負う企業や電子投票を取り扱うメーカーなど約45の企業や団体が出展していました。電子投票及びソフトウェアを取り扱うテック系企業の出展が多く見られた他、RICOHなど日系企業も出展しており、総会参加者がブースを訪れ、各ベンダーと会話をする機会が多々設けられていました。

(齊藤所長補佐 総務省派遣)