ニューヨーク・ブルックリン区庁舎前広場で行われた犬山デー
5月3日午前11時から午後3時、晴天のブルックリンに於いて、犬山市議会議員のアンソニー・ビアンキ議員が率いるBブリッジズ(犬山市民交流団体)やザバーリアン高校らが主催する日米草の根交流イベント「犬山デー」がブルックリン区庁舎前広場で開催されました。今年は犬山とザバーリアン高校との交流がスタートして10周年の記念すべき年であり、ブルックリン区役所のマーティ・マーコウィッツ区長もお祝いの挨拶にかけつけました。また、総領事館の岩井首席領事やクレア・ニューヨーク事務所の緒方所長も来賓として参加し、イベントの成功を祝うとともに今後の更なる交流の発展を祈念して挨拶を行いました。
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マーティ・マーコウィッツ区長
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クレア・ニューヨーク緒方所長
イベントでは、犬山出身の書道家による書道パフォーマンスや居合道、茶道などのパフォーマンスに加え、ザバーリアン高校ジャズバンド部の演奏とコーラスが披露されました。
その他にも抹茶と茶菓子の試食コーナーや書道体験スペース、下駄・切り絵・げんこつ飴・日本人形など和小物の販売コーナーなど、日本文化を紹介するユニークなブースが設置され、多くの人々で賑わいました。JETAAニューヨーク支部のメンバーたちも犬山の半被を着てブースの運営を手伝いました。日本文化をよく理解しているJETメンバーたちは来客者からの質問にも的確に答えることができ、ブルックリンの人々と犬山市民交流団体のコミュニケーションの架け橋になっていました。
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書道パフォーマンス 「威風堂々」
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抹茶体験コーナー
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居合道と茶道のパフォーマンス
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ザバーリアン高校ジャズバンドとコーラス
金曜日の昼間のブルックリン区庁舎前広場は、ザバーリアン高校ジャズバンド部の素晴らしい演奏に加え、色とりどりの浴衣や着物を着て日本文化を紹介する犬山の人々と参加するブルックリンの人々で大変賑わい、道行く人々も足を留め見入っていました。
この後、中学生や高校生も参加した犬山市民交流団の一行は、ザバーリアン高校を訪問した他、ホームステイやニューヨーク視察などを行いました。犬山市民とブルックリン市民の交流は、日米交流の推進だけはなく、未来を担う日米の若者たちの相互理解と国際理解の促進にも貢献しています。
ニューヨーク事務所所長補佐 大野(堺市派遣)