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パネルディスカッション「JET プログラム後のキャリア形成: JET で培った異文化を橋渡しする能力とグローバルなキャリアとは」を開催

 2022年2月22日、JETプログラム参加者及び経験者に対するキャリア支援事業として、標記パネルディスカッションをオンラインで開催した。本事業はUSJETAA及びブランズウィック・グループとの共催により、JET関連のキャリア支援イベントとしては初めて全て日本語で実施した。当事務所からは草壁上席調査役がモデレーターとして参加した。

【概要】
○日時:2022年2月22日17:00 – 18:30(日本時間23日7:00 – 8:30)
○内容
 現在グローバルに活躍するJETプログラム経験者等5名によるパネルディスカッション。JETでの経験を活かしてどのように日本と海外の橋渡しをするキャリアを築いてきたのか、日本での生活や語学習得の経験、日本企業の海外ビジネスの現状等を中心に伺うもの。
○登壇者
パネリスト
 • ジェシカ・コルク (YKKコーポレーション・オブ・アメリカ、執行役員 広報渉外室長)
 • マーク キーガン (北米三菱商事会社 広報・サステナビリティ部長)
 • デービッド・ボーリング (米国通商代表部日本担当)
 • マット・ブラウン (ブランズウィックグループ、ディレクター)
 • カルメン・チャン(ブランズウィックグループ、アソシエイト)
モデレーター
 草壁 京(自治体国際化協会ニューヨーク事務所 上席調査役兼次長)
○後援
 在アメリカ合衆国日本国大使館

 パネリストからは、JETとしての経験をJET後のキャリアに活かすという観点から、各自の経験や心がけ、アドバイス等が紹介された。一例を挙げると、JETとして積極的に様々な経験、チャレンジを積むことが自信につながること、その際に直接の指示内容をこなすだけではなく、事業全体の意義等を考えて、それに応じた動きを自ら率先してするのが重要であること。日本での経験を活かしてキャリアを形成する上で、日本語能力のブラッシュアップのほか、日本での経験に他分野・他地域についての専門性や知識を掛け合わせることで自分の強みを作れるということ。その他就職活動についてのアドバイス等を含め、短い時間の中でパネリスト各自の経験を踏まえた多彩な話題が提供された。また、発言の随所から各自のJETとしての赴任先の地域に対する想いの強さを感じ、それが日本に継続的に関わり続ける原動力となっているのだと改めて感じた。
 当日は主にJETプログラム参加者や終了して日の浅いJETプログラム経験者の参加を想定していたが、日本語で実施したことから、JETプログラム経験者を採用する立場の日系企業や、現にJETプログラム参加者と一緒に仕事をする自治体関係者にも多数の参加をいただいた。

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