コンテンツへスキップ

ニューヨークに新潟の粋な物産PRコーナーが出現

マンハッタンのミッドタウンの一角(12 East 49th Street)に、ニューヨーカーをも魅了する粋な物産館(“NIIGATA” in New York)が1月14日にオープンしました。新潟県の地酒をはじめ、魚沼産コシヒカリ、米菓、燕・三条の洋食器、金物、伝統工芸品などの名産品を集めて展示・販売を行うそうです。お昼には、地元のお米を使ったおにぎりやお弁当も販売しており、店内には、食事をするスペースもあります。ニューヨークにおける自治体のPR常設店としては初めてとなります。

店内の木製の棚に整然と展示されたお酒は、新潟県の全酒蔵90社の地酒を一同に取り揃え、さながら美術館の展示コーナーの雰囲気を醸し出しています。これらのお酒は、有料で飲むこともできます。また、オリジナル酒カクテル“NIIGATA”もここで飲むことができるとのこと。米どころ新潟の有名米(こめ)ブランドである“魚沼産コシヒカリ”や柿の種などの米菓もありますし、ノーベル賞授賞式の晩餐会で使用されている高級洋食器など、様々な物産の展示があります。

前日の13日には、オープニング式典が開催されました。当日、ニューヨークは凍てつく寒さでしたが、会場は、多くの参加者で集い、熱気で溢れておりました。森邦雄新潟県副知事や在ニューヨーク日本国総領事の草賀純男大使らが参加して鏡開きなどが行われました。

今後、新潟県の優れた物産が、クオリティーの高い商品に対する指向性が強いニューヨークの市場を魅了し、“SUSHI”や“SAKE”のように、全米において認知され、発展していくことを願います。また、日本の多くの自治体が、地元産品をグローバル・ブランドにするため、ニューヨークを土台として、世界へ挑戦されることを願ってやみません。

ニューヨーク事務所長 立田康雄